このまちトライアル①~地域活動でLINEを活用するには~【報告】

 地域の人の「ちょっとやってみたい!」を後押しする実践型勉強会“このまちトライアル”。今年度は「地域活動でインターネット・オンラインを活用する」を主軸に、各回テーマを設けて取り組んでいます。

 

 2022年6月16日(木)開催の第1回目では、スマホタブレット・パソコンで使用できる無料コミュニケーションアプリ“LINE”を地域活動に活用する方法や事例をご紹介。

 

 まず初めに参加者の自己紹介と共に「LINEを使い始めたキッカケ」を伺いました。「ガラケーからスマホに機種変更したタイミングで」「子どもがLINEを始めたから」ほとんどの方がこんなキッカケで使い始めていました。なかには「町会でLINEグループができたから使い始めた」という方も。私の想像よりもLINEを活用している地域もあり、驚きました。

 

 

 次に、ゲスト講師の堀さん(都市コミュニティ研究室)よりSNS等のソーシャルメディアの歴史や、地域活動のコミュニケーションツールとしても注目されるLINEの役割について解説をして頂きました。LINEは日本でもっともユーザー数が多いSNSであり、50代以上の比較的高い年代の人にも普段から活用されていることがわかりました。地域で情報共有するためには、多くの人が使い方を理解できることも重要なポイントです。LINEの特徴もお伝えしつつ、続いては実践ワーク!

 

 

 ①4~5名のグループにわかれてLINEでグループトークをつくる、②トーク内でしりとりを一巡する、③グループを解散する、という3つの課題にチャレンジ。簡単そうにみえる課題ですが「自分でグループトークを作るのは初めて」という参加者が多かったり、LINEを使い慣れた方も「グループ解散の方法は知らなかったな~」といった気づきがあるなど、グループ内で教え合いながら取り組み、みなさん課題クリアしていました。

 

 

 実践ワークのあとはまちセンより「LINEをする上での注意点」を伝えて、参加者より感想を述べて頂き、ふりかえりを行いました。

 「人まかせにせず、自分でグループトークを作ってみたい」「学んだことを実践していきたい」「団体でグループトークを作ってみたい」というオンライン活用に対する前向きな声も聞こえてきました。ゲスト講師の堀さんも「今日LINEでやったことを身近な人にも伝えてみてくださいね。今できたことは忘れないうちに!」とみなさんの学びを後押ししてくれました。

 

 地域活動でのオンライン活用の入口として、まずはLINEから活用して頂ければと思います。まちセンでは、オンライン活用の支援も行っておりますのでお気軽にご相談くださいね♪ちょっとでも、少しでも気になったら、すぐにトライ!

 

このまちトライアル② ~自宅以外でWi-Fiを使ってみよう~ はコチラから