春日出地域にある昭和レトロな雰囲気漂う“Guest House Rainbow(ゲストハウス レインボー)”へお邪魔してきました!
レインボーは、2009年にオープンした中長期滞在型の2階建てのシェアハウス。オーナーの角林さんに施設を案内して頂きました。なんと、此花で最初に出来たシェアハウスだそうです!
実は、2009年より以前は角林さんのご両親がアパートとして経営されていました。しかし、入居率は50%。ある時、そのことをママ友に話してみると今のレインボーに繋がるヒントが。それをきっかけに、その当時では珍しいシェアハウスという新しい事業を始めることにしたそうです!
インタビュー風景
元々DIYが好きな角林さん。業者にはプロでないと出来ない工事をしてもらい、壁紙を自分で貼ったり塗ったり、絵を描くなどしてDIYしました。共有スペースには、四貫島小学校から貰ってきた立派な桜の木が飾られていました!(下記写真参照)そして、シェアハウスとしてリノベーションしてからはほぼ満室の状態だったようです。
共有スペース
各個室、共同のトイレやシャワールームでそれぞれイメージが異なった部屋になっています。1つの建物の中でも様々な雰囲気を感じることができました。各個室の扉に取り付けているプレートも娘さんがデザインしてDIYされたそうです。至るところに手作りのあたたかみを感じました。
DIYした個室
DIYしたプレート
これまで住んできた人の中には、USJの俳優さんやワーキングホリデーで日本に来ていた外国人なども大勢いました。角林さんが手料理を振舞うこともあり、看板メニューはお好み焼き!現在も暮らしているAさんから「もっと角林さんの手料理が食べたい!」と言われたことをきっかけに、“晩ご飯の日”を作ったそうです。月2回、角林さんの手料理をみんなで食べる。シェアハウスならではの楽しみですね。
ある時、“晩ご飯の日”に角林さんの作ったおでんをアメリカ人の女の子が「美味しい~」と泣きながら食べてくれたそうです。この時の嬉しい経験が、角林さんが現在も地域で取り組まれている“こども食堂”の活動にも繋がっているのだとか。
おでんを食べている様子
レインボーは、年齢国籍問わず様々な人が集まるシェアハウス。多様な文化や考え方に触れることで、ひとりひとりの可能性が広がるように思います。こんな素敵な場所が増えるといいですね。