【募集】第3回 このまちトライアル

参加者募集!9月13日(火)締め切り

日時 2022(令和4)年9月14日(水)19:00~21:00

場所 此花区役所3F・講堂B

参加方法 申込みフォームまたはこのはなまちセンに連絡

参加人数の把握や案内を送るため、事前申込みをお願いします。

「このまちトライアル」とは、地域活動で使える便利な“ワザ”をちょっとやってみませんか?という企画です。
トライアルには「お試し、体験」という意味があり、実際に手や体を動かし、やってみることをプログラムに盛り込んでいます。
今年度は、地域活動でインターネットやオンラインを活用するための方法を学び・体験することからはじめていきます!

 

第3回目は「オンラインイベント(企画)を立ち上げるには?」をテーマに、オンラインイベントの種類や方法を知り、企画の作り方を学んで、地域事例などを参考に企画の実現について意見交換をします。これまでの体験を活かして、より具体的なオンラインを利用した活動の実施について考えましょう。

□ オンラインを使った活動をやってみたい!
□ 新しいイベントを企画したい!
□ ほかの地域の人と交流したい!

そんな皆さまのご参加をお待ちしております。

表面

裏面









 

 

巡り合わせから広がる、まちの可能性

 1970年代に活躍した3人組の女性グループ“キャンディーズ”。懐かしいな~と思い出している方もいますか? なんと此花区にも“此花キャンディーズ”として活躍する女性3人組がいます!

 

此花キャンディーズの3人

 

 “此花キャンディーズ”といっても、歌ったり踊ったりする訳ではありません(笑) 3人ともキャンディーズ世代で「わたしたちの世代は3人揃えば、キャンディーズっていうのよ~“此花キャンディーズ”って呼び合うだけでも楽しいでしょ♪」と茶目っ気たっぷり。

 

 そんなキャンディーズ世代の方々が若手に混ざって一緒に地域を盛り上げている!と聞きつけ、「どういう繋がりで?」「なぜ?」を追求しに行ってきました♪

 

 

○“此花キャンディーズ”のメンバー紹介

 

 餡子と着物が大好きなのは、ミキちゃん役の渡辺さん。四貫島地域の朝日にある椿庵(着物レンタル、着付け)のオーナーです。若手を応援したいという思いから、椿庵でライブを開催したり、作家の作品展示やワークショップなどのイベントもしています。数年前まで子育てなどで忙しかったけど、最近はメンバーでランチに行くのが楽しみのひとつ♪

 

 ランちゃん役の大西さんは、会社勤めが長く、此花区で過ごす時間があまりなかったけど、退職してから知人の空き家でフリースペースconcha(コンチャ)を運営(2019年5月~2020年3月)。「みんなが集える場所を」という思いがふくらみ、尺八演奏などのミニコンサートや、ご自身が通っていた習い事の先生を招いてワークショップを開催してきました。

 

 生まれた時からずっと此花区在住のスーちゃん役の佐藤さんは、ライブのために沖縄へ行くほどの音楽好き! 舞台鑑賞も好きで、キャンディーズの振り付けもよくご存知です☆ 60歳の頃に病気で倒れたこともあり、定年を機に仕事を卒業。そして、近所で知り合いをつくるために習い事に通うなどして、今ではたくさんのお友達ができてセカンドライフを楽しく過ごしています。

 

 3人の共通点は、「音楽が好き」「此花のためになんでも動くよ!」という気持ち。

 

 

○此花キャンディーズ結成秘話

 3人の和気あいあいとお話される様子をみていると、長年のお友達かと思っていましたが、仲良くなったのは約3年前。みなさん此花区には長年住んでいたけれど、お仕事や子育てなどで忙しかったり、お付き合いも限定的だったりと、あまり地域は意識していなかったとか。そんな中、3人が口を揃えて「この歳になって気の合う友達ができて嬉しい!」とおっしゃっていたときの笑顔は印象的でした。友達としてつながったことと、地域に関わるようになったことが、リンクした瞬間ですね。

 

 まず大西さんと佐藤さんは、それぞれはじめた習い事を通じて出会います。

 そしてコロナ禍になる前の2019年頃、渡辺さんが作った餡子スイーツが食べられる“あんこカフェ”を梅香にオープンしたgyamin’で月1回開催するようになり、偶然2人で訪れたことがきっかけで交流がはじまります。大西さんが企画するフリースペースconcha(コンチャ)での尺八演奏会に渡辺さんも遊びにいくなど、次第に交流も増えるように。それぞれのちょっとしたチャレンジから、3人の接点が生まれていきました。

(gyamin’さんの記事はこちらから)

(上)コンチャでの演奏会 (下)餡子カフェの写真

 

 お互いの距離がグッと縮まったのは、とある音楽イベント。運営のお手伝いをした3人は、考え方や音楽好きな気持ち、そしてキャンディーズ世代という素敵な巡り合わせも見つけて “此花キャンディーズ”を結成しました!

 

 

○出会いが広がる出会い

 結成後は、自分たちが「楽しい」と思うことをみつけて活動しています。「餡子とお酒ってあうんじゃない?」「これを江戸切子のグラスで提供したら素敵!」と3人でアイデアをだしあい、カフェをしてみたり♪

カフェで提供した餡子と日本酒のセット

 

 「一人ひとり性格が違うから、いろんな意見がでてオモシロイ」「楽しみを見つけて計画することが大事!ワクワクするの」いくつになってもイキイキと活動している秘訣は“仲間”と共に“楽しむ”ことですね。

 

 3人の出会いも魅力的だけど、その周りでも出会いがありました! なかでも驚いたのが、キャンディーズ世代を越えて若者たちとのコラボがうまれていること。

 たとえばアートのプロジェクトもこのはなの魅力。新しい動きがあると、このはなキャンディーズのメンバーも参加したり遊んだり…別の場面ではアーティストやクリエイターなども参加するこのはなのこれからをおしゃべりする企画に顔を出したり、出会いを探究しているなぁ~。若者たちと一緒に取り組む此花キャンディーズからは、お互いに年齢関係なく多種多様な考えを受け入れる姿がみえてきます。なによりも、地域を盛り上げたいという同じ思いがいろんな繋がりを引き寄せているのだと感じました。

 

 「此花って実は魅力的なのよ」「北港ヨットハーバーでライブするのも楽しそうね」「このまちで結婚式をして、まち全体でお祝いしたい」続々と溢れてくる、みなさんのチャレンジしたいこと…素敵な出会いと共に近いうちに実現されそうですね☆

【募集】このまちトライアル①

参加者募集!6月15日(水)締め切り

日時 2022(令和4)年6月16日(木)昼の部14時~ 夜の部19時~のいずれか各回90分程度

場所 此花区役所3F・講堂D

参加方法 申込みフォームまたはこのはなまちセンに連絡

参加人数の把握や案内を送るため、事前申込みをお願いします。

 

いよいよ「このまちトライアル」が開催されます!

「このまちトライアル」とは、地域活動で使える便利な“ワザ”をちょっとやってみませんか?という企画です。
トライアルには「お試し、体験」という意味があり、実際に手や体を動かし、やってみることをプログラムに盛り込んでいます。
今年度は、地域活動でインターネットやオンラインを活用するための方法を学び・体験することからはじめていきます!

 

第1回目は、「地域活動でLINEを活用するには!」と題して、スマホタブレットなどを使ったオンラインを地域活動に取り入れる方法や活用例を、ディスカッションしながら実践をまじえ学びます。

□ 気軽に会議をしたい!

□ 電話連絡の負担を減らしたい!

□ 紙資料を減らしたい!

□ LINEはあるけど地域では…

そんな皆さまのご参加をお待ちしております!

 

 

舞洲COLOR.S美観活動レポート

現在、此花区では区とパートナーシップ協定を結び、協働のまちづくりに取り組んでくれる団体を募集しています。

www.city.osaka.lg.jp

 

区長日記にも書かれていますが、令和4年2月1日に第1号のパートナーシップ(包括連携協定)を結んだホテル・ロッジ舞洲さんが、先日、此花区の方とともに行う活動が行われましたので、まちセンでもレポートします!

 

ロッジ・舞洲さんは、此花区民が自分たちの庭のような気持ちで気軽に舞洲に足を運んでもらいたいという思いがあり、此花区内で色々な活動をされているCOLOR.Sイベント部とコラボして舞洲COLOR.S美観活動】ができました。

 

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初めての活動は連休期間の3月20日(日)!この日はホテル・ロッジ舞洲で、お庭の掃除や草抜き、花の苗植えを行いました。

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庭の手入れの方法やお花が育ちやすい土のかけ方などをスタッフの方が丁寧に教えてくれたそうです^^

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休憩の時間には、施設のお風呂も利用できたとか!最後に、スタッフのみなさんと交流しながら意見交換をされ、引き続き活動が行われていくようです。

 

 

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COLOR.S代表の坂本さんから「今回、お掃除やお花の苗を植えるなど、此花区民として体験させてもらいました。これから小さな苗からお花が咲くのが楽しみです。この美観活動を一緒に続けて此花区がもっと元気になっていけたらと思っています」とコメント頂きました。そしてロッジ・舞洲さんからは「地域とのつながりを大切にしていきたいです」とも。

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区内の企業などと此花区のみなさんがともに関わり合っていくことで、素敵な此花区にしていきたいですね。

2021年度コノまちゼミ③ ~地域活動フリートーク~

以前の記事は下記よりご覧頂けます👇

2021年度コノまちゼミ① ~泉尾東地域の発表~

2021年度コノまちゼミ② ~発表後のディスカッション~

 

 コノまちゼミ後半では、「これまで活動してきたこと」や「これからどのように事業を再開していくか」などコロナ禍での手探りや、「いまの活動をもっと拡大したい」といった希望など、地域活動についてのフリートークとなりました。

 

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##アイデアとひと工夫でできること

 コロナ禍で、取り組み方にも変化が求められている地域活動。参加者のみなさん、工夫しながら活動を続けています。

 例えば、地域での思い出の一つ、夏祭り。泉尾東地域では「どうすれば開催できるか」をまずは考えて、参加人数を制限したり、屋台の内容を変更するなど、これまでとは異なる方法が模索されました。新しい動きにスタッフたちも混乱する場面はあったけれど、たくさんの協力も集まり、昨年は無事開催することに!

 

 此花の参加者たちも頷きながら、「これからの話が大切だね」という声がいろんなアイデアとともに出てきました。「伝法の小さな漁港では“みなと祭り”があって、子どもたちと手作りした神輿をひくよ!今年こそ子ども神輿をつくろう!」「大正区では、10地域それぞれが神輿を作って区民祭りに出るのが定番!」「島屋では昨年は凧揚げなどにチャレンジしました」「いろんな地域での取り組みにも参加して、プロレスマスクをかぶり場を盛り上げているよ」「お互いにお祭りを見に行きたいね~」と盛り上がりました。自慢気に話す様子を見ていると、みなさんの住むまちへの愛を感じます。「できない…」という考えをまずは取り払って、「こうしたらできる!」というイデアはまだまだ出てきそう!

 

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 「お祭り大好き」「コロナ禍で2年ほど中止になっているけど、今年はお祭りができたらいいな」という思いなど、各地域のお祭り自慢も聞こえてきました♪

 大規模な夏祭りでなくても、地域の集会所の屋外スペースで集まったり、夜桜を見ておしゃべりしたり、これなら密を避けられるし、地域で季節を感じながら交流できそうですね。

 

 

##若い動きも地域活動に

 梅香では、神社や商店街などまちなかで写真展をする斬新な動きも。コロナ禍で梅香地活協の行事もいろいろとストップしていますが、独自のネットワーク若手たちが活躍できる場を作っています。写真展では、まちを巡って楽しめるよう、展示している神社内で太鼓演奏なども繰り広げられました。

 

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 この太鼓演奏をしているのは“なにわ太鼓HACHI”です。2025年の万博此花区も地域も盛り上がっていけるようPR活動にも取り組んでおり、会場となる夢洲をバックに太鼓を叩いて動画撮影を行い、工事の進行具合と共に演奏YouTubeに投稿しています。「地域からも盛り上げたい」という思いで、今後も活動は続きます。

YouTube

 

 

##楽しみながら地域にコミット

 

 さらに、地域の集会所、憩の家の利用についても話しが広がりました。近年は使用する人が少なくなっていますが、地域内にある場だからこそ、有効活用できればいいですよね。使用する人が少なくなっている理由として「借り方がわからない」というのも一つ。参加者の中には「若い子にも利用してもらえるように、集まったりする時にも使っている」という方もいました。

 そして、参加者からはこれから積極的に地域活動に参加したいという声もあがりました。「なんとなく難しいと思っていたが、地域活動は私たちの生活のすぐ隣にあるんだな」「自分のしたいことに挑戦してみようかな」などと一歩踏み出すキッカケが見えてきそう! 現在、地域活動に参加している方からは「参加すると出会いもあって楽しい」「やったらわかる楽しさがある」など“楽しい”というワードがたくさん出てきました。地域活動の秘訣は、まずは自分自身が楽しむことなのですね♪

 

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 コノまちゼミの最後は、“言葉に出せば実現する”という魔法を信じて「みんなのやりたいこと」を発表しました!

 「餅つきがしたい」「小さいスペースでもお祭りがしたい」「若い世代も巻き込んで一緒に活動したい」「活動を発信していきたい」…。みなさんのパワーがあれば、すべて実現しそうですね☆

 

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コノまちゼミ 板書



 

 

 

2021年度 コノまちゼミ② ~発表後のディスカッション~

2021年度 コノまちゼミ① ~泉尾東地域の発表~の続き

 

 

##みんな最初はわからないことだらけ!

 「教えてもらった時はできるけど、自宅に帰ると忘れてしまうんだよね~」と声があがると、会場のみんなが同感。泉尾東のメンバーも「何度も教えてもらったり、挑戦してみて、やっとできるようになりましたよ!」と笑顔で話してくれました。

 

 現在、LINEの登録者数は150人いて、そのうち数名は高齢者の方も。「SNSで発信すると、見られない人が多いんじゃない?」という心配もありますが、泉尾東地域では勉強会を開催するなど高齢者の方もSNSを活用しやすいように取り組んでいます。

 

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 また、泉尾東地域の会館にはWi-Fi環境が整っているので、SNS勉強会だけでなく、会館に数名が集まり一緒にオンライン開催の会議や講座に参加することも。オンラインに慣れていない方も「みんなと一緒にすれば不安が減ってチャレンジしやすい」と、前向きに取り組んでいます。「できないから」とやめてしまう人がいないように「やってみる機会」を用意しているのですね~なるほど!

 

 特別SNSが得意とか、技術を持っているとかでもなく、できないこともあるし、忘れてしまうこともあるけど、そこで諦めずに何度もトライする前向きな気持ちが伝わってきます。ちなみに、SNSメンバーは40代から70代が集まり、平均年齢56歳。今回来てくださった3人やトライするパワーを見ていると、自分もトライしてみたくなります! 他のSNSメンバーもきっとパワフルなんだろうな~!

 

 

##いろんな情報の届け方にトライ!

 とはいえ、紙の回覧板は現在もあります。地域の広報紙も年に1回発行。紙媒体の良さは残しつつ、SNSを活用しています。SNSのメリットといえば“一斉に情報を発信できる”“いち早く情報を届けられる”という点。このメリットを生かして、災害時にも役立てたいと考えています。此花区の方も共感していました。

 

 紙の回覧板だと、地域に住んでいる人しか見れませんが、SNSの情報は住んでいない人も見ることができます。例えば「両親が住んでいるから」「昔住んでいた」「地元だから」という方も。実際に、昔住んでいた方も「懐かしいな~」という気持ちでSNSをチェックしてくれています。

 

 「できないからやらない」ではなく、「とりあえずやってみよう」と気軽な気持ちで楽しみながら活動している泉尾東地域まちづくり実行委員会さん。会館にWi-Fi環境があることで、SNS活用に取り組んだり、新しいことにどんどんチャレンジする気持ちを後押ししているのかもしれません。

 

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##此花にも新しい情報発信の動きが!

 深堀してお話を聞いてみると、何でも最初はわからないことがたくさんだから、教えてもらいながら、楽しみながら、チャレンジしている泉尾東のメンバーの姿がうかんできました。

 

 此花区では、梅香地域の集会所にWi-Fiが設置されています。「島屋地域は、3日前にWi-Fi設置完了したよ」とタイムリーな情報も入って来ました!「子どもと繋がるために設置したい」と動いているのは高見地域。学校のオンライン授業を地域の集会所や憩の家で受けたり、タブレットを使用する宿題をしたり、ネット環境があれば様々な可能性が広がりそうです。

 

 今までは、地域にネット環境がなくてもいいと思っていたかもしれませんが「もしもの時に地域の集会所や憩の家に集まってネット環境がなかったら困るかも」「集会所に資料があるから、集会所からオンライン会議をしたい」など、最近はネット環境の必要性を感じている地域も多いのではないでしょうか。地域の拠点となる場所にネット環境があることで、広報だけでなく防災福祉の活動に繋がることで地域活動がさらに豊かになりそうですね。

 

下記へ続く・・・

 

2021年度 コノまちゼミ① ~泉尾東地域の発表~

 2022年3月に開催した「コノまちゼミ」は、とっても元気づけられる地域活動のお話で大盛りあがり!?

 

 今回は地域活動をもっと楽しみたい此花区の方々に加え、大正区で自分たちの地域の情報発信に取り組む泉尾東地域SNS運営委員会メンバーにもお越しいただきました。泉尾東地域はSNSでの「情報発信」が活発。コノまちゼミの前半は、楽しそうに情報発信に取り組む3人から秘訣を聞きました!

 

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##SNSのキッカケ

 メンバーたちがSNSで情報発信をはじめたのは1年半前。泉尾東地域まちづくり実行委員会の中に、SNS運営委員会を立ち上げ、今は8人で運営されています。

 泉尾東から此花までお越しいただいたのは、明るい雰囲気が素敵な女性3人組です。ひと足早く集まっていただき、わいわい会話をしながらスライドの準備。そこに飛び交うLINE、InstagramFacebookYouTubeなど、「いろんなツールを活用して凄いな~」「慣れている人が運営しているんだろうな~」と思っていたのですが、そんなことはない!という驚きの事実が、その後明かされます。では、なぜSNSで地域活動を発信するようになったのか、そのいきさつからコノまちゼミがスタートしました。

 

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 まずは、SNSで地域の情報発信をはじめたお話からスタート。キッカケは、地域の集会所の建て替えでした。「会館の建て替え工事の進捗状況をお伝えしなければ」という思いから、とりあえずやってみよう!とトライしてみたのがSNSでした。もともと、回覧板を回したり、ポスターを掲示板に貼り出したりお知らせする手段はあったものの、ほとんど見ない、情報が遅いなどの声もあり、もっといろんな人に届く方法を考えていたそうです。

 

 さっそく動き出すのが泉尾東地域の素敵なところ。広報委員会のメンバーを中心に、PTAなどの若い人にも声をかけ「SNS運営委員会」を立ち上げました。でも、わからないことだらけのメンバーは、大正区のまちづくりセンターに相談して、まずはLINE、InstagramFacebook使い方を教わる学習会を開いたのだとか。2020年10月からSNSでの発信を開始。LINE公式アカウントでの地域情報のお知らせや、InstagramFacebookでの活動紹介など、いちはやく情報をお届けしています。

 

Facebook

Instagram

 

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##運用にも工夫を

 これらSNS「泉尾東e回覧」という名前で展開しています。LINEは公式アカウントに登録してもらい、これから実施されるイムリーな活動のお知らせや、回覧板での紙のチラシなども見られるように配信しているとのこと。「回覧板か、LINE公式アカウントか、どちらか選べるようになればいいね」という発想もなるほど!と思いました。

 

 InstagramFacebookは、たくさん写真を載せて、実施した活動を紹介。「現場の雰囲気を伝えるが難しい」とおっしゃっていましたが、ペットボトルクリスマスツリーを作っている様子や、実際に点灯した動画もあって、これまでの投稿を見るとどれも楽しそうです!

 

 そして、「コノまちゼミ」の様子もさっそく翌日に投稿してくださっています(この記事を私たちが書いているときにもうアップされていました!汗)

 

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##やってみたいことが、次々と

 SNSをはじめて、まだまだ1年半。「SNSの投稿を見て、地域活動に駆けつけてくれる方もいます」と、情報発信の手応えを教えてくれました。そしてなんと動画にもトライされています。キッカケは、防災訓練がコロナ禍で集まって実施は控えることになったとき、「だったら防災動画は作れるよね!」とメンバーから声があがったことから動き出しました。動画と聞くと機材を揃えたり大変そうと思うかもしれませんが、メンバーのみなさんは片手にスマホを持って「これ一つでぜんぶつくりましたよ」と笑顔で。

 

 一回作ってしまうと、波に乗ってあれよあれよと10本以上の動画がアップされています。次にアップしたい動画もスマホに溜まっているのだとか。その臆することなく、アクセル全開なトライが輝いています!

 

泉尾東e回覧 - YouTube

 

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下記、2021年度 コノまちゼミ②へ続く・・・

konohana-machikyou.hatenablog.com