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コノまちゼミ後半では、「これまで活動してきたこと」や「これからどのように事業を再開していくか」などコロナ禍での手探りや、「いまの活動をもっと拡大したい」といった希望など、地域活動についてのフリートークとなりました。
##アイデアとひと工夫でできること
コロナ禍で、取り組み方にも変化が求められている地域活動。参加者のみなさん、工夫しながら活動を続けています。
例えば、地域での思い出の一つ、夏祭り。泉尾東地域では「どうすれば開催できるか」をまずは考えて、参加人数を制限したり、屋台の内容を変更するなど、これまでとは異なる方法が模索されました。新しい動きにスタッフたちも混乱する場面はあったけれど、たくさんの協力も集まり、昨年は無事開催することに!
此花の参加者たちも頷きながら、「これからの話が大切だね」という声がいろんなアイデアとともに出てきました。「伝法の小さな漁港では“みなと祭り”があって、子どもたちと手作りした神輿をひくよ!今年こそ子ども神輿をつくろう!」「大正区では、10地域それぞれが神輿を作って区民祭りに出るのが定番!」「島屋では昨年は凧揚げなどにチャレンジしました」「いろんな地域での取り組みにも参加して、プロレスマスクをかぶり場を盛り上げているよ」「お互いにお祭りを見に行きたいね~」と盛り上がりました。自慢気に話す様子を見ていると、みなさんの住むまちへの愛を感じます。「できない…」という考えをまずは取り払って、「こうしたらできる!」というアイデアはまだまだ出てきそう!
「お祭り大好き」「コロナ禍で2年ほど中止になっているけど、今年はお祭りができたらいいな」という思いなど、各地域のお祭り自慢も聞こえてきました♪
大規模な夏祭りでなくても、地域の集会所の屋外スペースで集まったり、夜桜を見ておしゃべりしたり、これなら密を避けられるし、地域で季節を感じながら交流できそうですね。
##若い動きも地域活動に
梅香では、神社や商店街などまちなかで写真展をする斬新な動きも。コロナ禍で梅香地活協の行事もいろいろとストップしていますが、独自のネットワークで若手たちが活躍できる場を作っています。写真展では、まちを巡って楽しめるよう、展示している神社内で太鼓演奏なども繰り広げられました。
この太鼓演奏をしているのは“なにわ太鼓HACHI”です。2025年の万博で此花区も地域も盛り上がっていけるようPR活動にも取り組んでおり、会場となる夢洲をバックに太鼓を叩いて動画撮影を行い、工事の進行具合と共に演奏をYouTubeに投稿しています。「地域からも盛り上げたい」という思いで、今後も活動は続きます。
##楽しみながら地域にコミット
さらに、地域の集会所、憩の家の利用についても話しが広がりました。近年は使用する人が少なくなっていますが、地域内にある場だからこそ、有効活用できればいいですよね。使用する人が少なくなっている理由として「借り方がわからない」というのも一つ。参加者の中には「若い子にも利用してもらえるように、集まったりする時にも使っている」という方もいました。
そして、参加者からはこれから積極的に地域活動に参加したいという声もあがりました。「なんとなく難しいと思っていたが、地域活動は私たちの生活のすぐ隣にあるんだな」「自分のしたいことに挑戦してみようかな」などと一歩踏み出すキッカケが見えてきそう! 現在、地域活動に参加している方からは「参加すると出会いもあって楽しい」「やったらわかる楽しさがある」など“楽しい”というワードがたくさん出てきました。地域活動の秘訣は、まずは自分自身が楽しむことなのですね♪
コノまちゼミの最後は、“言葉に出せば実現する”という魔法を信じて「みんなのやりたいこと」を発表しました!
「餅つきがしたい」「小さいスペースでもお祭りがしたい」「若い世代も巻き込んで一緒に活動したい」「活動を発信していきたい」…。みなさんのパワーがあれば、すべて実現しそうですね☆
コノまちゼミ 板書